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乳房筋膜リリースの理論と効果policy&FAQ

乳房筋膜リリースとは


 乳房筋膜リリースは、乳房周辺の筋膜構造に注目し、乳房に直接触れずに周辺の筋骨格系にアプローチする手技療法です。

 授乳や育児では、長時間同じ姿勢を続けたり、同じ動作を繰り返したりすることが多く、知らず知らずのうちに体の一部に負担がかかります。その結果、筋肉や筋膜のバランスが崩れ、皮膚と筋膜、筋膜と筋肉の間の滑らかな動きが失われてしまいます。

 このような状態では、リンパや血液の流れ、神経の働きも滞りやすくなり、乳房の張りやしこり、乳腺炎といったトラブルを引き起こす原因にもなります。

 乳房筋膜リリースでは、乳房周囲の筋肉の柔軟性や関節の動きを回復させ、筋膜の伸びやすさ(伸展性)を取り戻すことで、乳房全体の状態を整えていきます。その結果、リンパ管・血管・神経などの圧迫が緩和され、授乳しやすい乳房の状態へと導かれます。

 「リリース」という言葉は、「制限をゆるめて、解きほぐす」という意味で使われています。この手技によって、体の筋骨格バランスが整うことで、乳房の状態そのものが改善されるだけでなく、赤ちゃんのポジショニングやラッチオン(乳頭のくわえ方)もスムーズになり、母子ともに快適な授乳が可能になります。

乳房筋膜リリースが効果的な場面

● 産褥期の乳房の緊満感がつらい時
● 乳房緊満による痛みを感じる時
● 乳腺炎後の乳房の違和感
● 搾乳や乳房マッサージの際に、乳房緊満などで過敏性があり、乳房に触れると痛みを感じる時
● 乳汁産生を促したい時
● 乳房の張り感に左右差を感じる時
● 授乳後に張り感や違和感が残る時
● 陥没乳頭、扁平乳頭がある時
● 射乳反射が強く、赤ちゃんがむせる時
● ラッチオン、ポジショニングがうまくいかない時
● 生理前や生理中の乳房の張り・痛みを感じる時

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